今流行りの「バシャーモFBLv.XレントラーGLLv.X」のデッキは、当社比で従来のデッキよりもプレイングが難しいように思います。「アカギの策略」はカードを3枚も選ばなければいけませんし、「バシャーモFBLv.X」は強いワザを3つも持っています。つまり、ゲームが選択肢だらけになるため、的確な状況判断が必要になります。ポケモンカードは相手ターンに出来ることが少ないですし、今は見えていないカードのことも考えて最適な手を選ばなければいけないので、選択肢が増えれば増えるほど正解する難易度が上がります。

そんなわけで、自分はあのデッキを上手く回せませんw



デッキを構築する際に、あるポケモンをメインにするとして、そこにサブポケモンとして何を組み合わせるかも考える必要があります。

「ネンドール(DP4)」や「ヤミラミ(DPs)」などの展開役についてもサブポケモンと言えるのですが、実はもうひとつの意味でのサブポケモンも存在します。いわゆる、タッチというヤツです。今日は、そっちについて書きます。

タッチのポケモンを入れるのは、様々な理由がありますので、その運用について少し考えてみたいと思います。



まず、1つ目はメインポケモンの戦闘補助の役割です。「リーフィアLv.X」メインにおけるPB【おいしげる】の「ジュカイン(DP4)」や、「ゲンガー(DPs)」のデッキでのPB【グラビテーション】の「メタグロス(Pt3)」のようなPB持ちのポケモンが多いでしょうか。

PPだと「レックウザ(DP5)」のPP【アクセルグロウ】、ワザだと「マニューラ(DP4)」のワザ【シャドーチャージ】などもありますが、これらはタッチというか展開役のカテゴリーような気もします。



次に、2つ目は苦手なデッキタイプへの解答として入れるという方法です。タイプの相性を解決するために弱点のタイプに強いポケモンを入れたり、SPポケモンのデッキが「カイリキー(DPs)」対策に「ユクシーLv.X」を入れたり、そういう感じです。

そういえば、「ミュウツーLv.X」の対策には「グラエナ(DP5)」か「チリーン(DP2)」、「フワライド(DP5-S)」あたりを考えています。「チリーン(DP2)」だけは「ハマナのリサーチ」1枚と「リーシャン」、「チリーン」、「超基本」の内1枚があれば1ターンでそろうのでSPデッキにもギリギリ積めるかも知れません。他2種類もそれぞれメリットはありますが、SPデッキでは安定して立てられなさそうです。



最後に、3つ目は流行のデッキタイプの対策です。流行しているデッキは、大会などでの遭遇率も高いので、何か対策カードを持っていれば、それだけ楽に上位が狙えます。

具体的には、今日のタイトルにもなっている「マンキー(Pt3)」が「レントラーGLLv.X」の強力なアンチになったり、少し前の「トキワの森」が流行っているときは「ヨノワール(DP1)」が強かったりということです。

「マンキー」は「ハマナのリサーチ」で「闘基本」と一緒にサーチしてくることで奇襲できますし、「ヨノワール」もメインが2進化のデッキなら「ふしぎなアメ」から突然出すことができます。タッチのポケモンは出しやすさも大事だと考えます。



そんなところでしょうか。デッキの相性を覆せるような優秀なタッチ要員は、時にシークレットテクとして結果を残したりしますね。

メインポケモンの活かし方を考えるのも楽しいですが、タッチの要素を考えるのもデッキ構築の醍醐味の一つだと思います。

コメント

nophoto
takabashi
2009年4月7日23:03

こんにちは、はじめまして。
ソラさんのmixiの方から来ました。
文章が読みやすくしかも論理的で分かりやすく、
いつも拝読させて頂いております。
今回も読みごたえのある内容でした。
親子ポケカプレイヤー(親の方)ですが
今後お見知りおきの程よろしくお願いいたします。
(って、まだスカイプも十分機能してませんが)

みつい
2009年4月8日0:13

>>takabashiさん
こんにちは。はじめまして、_Laphroaigと申します。
自分はmixiはやっていないのですが、ソラさんから積極的に活動されているというお話はお聞きしておりますよ。

お褒め頂きありがとうございます。
今回の記事は、実は海外サイトから仕入れてきたネタが少なからず含まれているため、自分は翻訳作業をしただけです;

今後とも読みやすい文章を心がけていきますが、質問等ありましたら是非どうぞ。
こちらこそ、宜しくお願いします。

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