Mitsui
Can I translate this great report into Japanese?
I want to show it to Japanese players.
もしよかったらこの素晴らしいレポートを日本のみんなにも見せてあげたいんですが。

Pooka
Sure! I would be honored.
光栄だね。もちろんいいよ!




と、いうわけで何回かに分けて2009年全米大会マスターリーグ優勝者のPookaことKyle Sucevichのレポートをお送りしたいと思います。拙い英語力で翻訳してしまったので、原文と若干意味が違っているところがあったり、読みにくい表現があったりするかと思いますが、そこは温かい目で見ておいてください。

原文:http://pokegym.net/forums/showthread.php?t=104558



Pookaの2009年全米大会レポート

この環境(訳者注:DP1~Pt2)は、自重しない2進化ポケモン、強力なたねポケモン、そして大いなる運の要素で溢れている―どのデッキを使うのか決めるのは難題だ―どんなデッキを使ったとしても、何かしらに対しては不利になってしまうのだから。最も理不尽なことは、相手のデッキを見ただけでゲームが終わっていることだ。じゃあ、我々には何ができるだろうか?自分のデッキがベストだと信じて戦うことだけだ。

全米大会(以下Nats)に向けて、俺は様々なデッキを試していた。「エルレイド(DP3)サーナイト(DP4)マニューラ(DP4)」や「フライゴンLv.X」は非常に強力だと思ったが、スイスラウンド・トップカットを通して安定して展開し続けることができるだろうか?ひとたび場が完成すれば、何ものにも負けないだろう。しかしながら、1度でも事故を起こしてしまうと・・・それで大会からはおさらばさ。プレイングミスとかじゃなく、ただデッキが動かなかったというだけでおしまいなんだ。どんなデッキにも悪いスタートってものはあるが、重量級の2進化デッキにとってはそれはキツすぎる。俺はこれらのデッキは使うべきじゃないと判断した。

それなら、省エネ系の2進化デッキ―「ゲンガー(DPs)」、「キングドラ(DP5)」、「カイリキー(DPs)」などはどうだろうか。こいつらは1ターン目から攻撃を仕掛けることができ、対戦相手に対して大きなプレッシャーをかけられる。だけど、俺はこれらのデッキにはそれぞれ問題があると思うんだ。

「ゲンガー(DPs)」は上手いプレイヤーには簡単にかわされてしまう。「アンノーンG(DP4)」はワザ【シャドールーム】をシャットアウトするし、手札を減らされるとワザ【ポルターガイスト】にも期待できない。対「ゲンガー」の戦い方をわかってるヤツと当たってしまうと、PP【しのせんこく】のコインに賭けるしかなくなってしまうんだ。コイン任せの2進化デッキを使いたいって思うかい?ごめんだね。いつかは悪いほうの50%が出てしまうに決まってる。

「キングドラ(DP5)」は間違いなくいいカードだが、少なくとも5つの問題がある。「タッツー(DP5)」はHP50だから、あの恐ろしい「ヤミラミ(DPs)」をはじめとした色々な弱点がある。さらに悪いことに、このデッキには「コール・エネルギー」を積めない。つまり後攻を取れなければ、いつも1ターン目はビクビクしてなきゃならない。あとは「エムリット(DP5)」や「レントラーGLLv.X」「ニドクイン(Pt2)」といったメジャーなカードにめちゃくちゃ相性が悪い。これではNatsのようなでかい大会で、「キングドラ」が勝つのは難しいだろう。いつのまにやら戦いの場から消えてしまう。

「カイリキー(DPs)」は他の2進化デッキと当たったときに絶望的なので、ほかの2つのデッキと比べても最弱って言えると思う。SPデッキには強いだろうが、絶対勝てるってわけでもない。ワザ【ハリケーンパンチ】しか攻撃手段がなくなってるっていうのはよくあることで、大会中で何回コイントスするかは見当もつかない。8ラウンド以上もある大会で「カイリキー」を使おうなんて、とても思えないな。

こんな感じで2進化デッキは候補から外れていき、後にはSPデッキだけが残った。「SPレーダー」が出たことで、SPのデッキは強力な安定性を得た―そして安定性こそが大きな大会で勝つためのカギになるんだ。

州大会・地区大会では「ディアルガG」単を好んで使っていたんだけど、Rising Rivals(訳者注:日本でいうPt2「時の果ての絆」)が出てからは負け組デッキになってしまった。たくさんの強力なカードが「ディアルガG」を1撃で葬り去ってくれるので、単で使うってわけにもいかなくなったんだ。わかりやすい相方といえば「パルキアG」だけど、俺はこのカードは嫌いだし、早い段階で候補から消えた。「エルレイド四」は強いカードだけど、何かが足りない気がする。それが何かはわからないけど、俺には使いたいとは思えなかった。勝ち組の香りがしないって言うのかな。こんな感じで、俺の「ディアルガG」デッキを強化するカードは見つからなかった。

いろいろやってみて、俺は「レントラーGL」を使いたいと思うようになった。PP【かがやくまなざし】はすっげーヤバいし、雷タイプってのも悪くない。タダで逃げられるのはいつだって有利だし、ワザのコストも軽い。ただ、ひとつの問題があった―何と組み合わせるのがいいんだろう?たくさんの可能性を試して、俺は「レントラーGL」とまったくもってシナジーのないカード―「ゴウカザル四」に辿り着いた。「ゴウカザル四」を「レントラーGL」に組み合わせることには、本当にこれといった理由もないんだけど、俺にとっては、他のどのサブアタッカーよりもいいと思えた。いつもそうだとは限らないが、時には全然シナジーのないカードを組み合わせるといいデッキになったりするものだ。

簡単に言ってしまうと、俺は強力なこの2つのSPポケモンを使うことにしたんだ。SPデッキが持っている数々の発明品を使えば、対戦相手を叩きのめすことができるだろう。たねポケモン+「SPレーダー」による安定性はNatsのような長い長い戦いには不可欠だ。勝とうと思えば、10をこえるラウンドで事故らないようにしなければいけないんだから。もし自信が持てるレシピが出来なかったとしても、Natsで「レントラーGLゴウカザル四」を使うということは決めた。

俺のレシピについては、公開することはないだろう。俺が感じているのは、このゲームにおいてオンラインの掲示板というものが目立ちはじめてから、「デッキ構築」というのは大よそ失われた技術になってしまっているってことだ。努力の見えないコピーデッキ・コピープレイを手助けする気はない。試しもせずに誰かの考えたデッキレシピを使うなんてことは大きな間違いだ。デッキをプレイする時は、自分のプレイスタイルに合うようにデッキを最適化して使うべきだ。自分だけのデッキを作ろうぜ!ポケカの最もいいところの一つは、自分が使うデッキを好きにいじれるってとこなんだ。おっと、レポートに戻ろうか。

水曜日から金曜日まで、そんなに調整はしなかった。Bianchi、Crim、AJと一緒に対「フライゴン(Pt2)」と対「サーナイト(DP4)」っていう簡単なマッチアップをよくやってたっけ。でもこれらのデッキには、場が整ってしまうとどうやっても勝てないってのがわかった。不安定性を抱えるはずのこれらのデッキが俺を追い込むことは、どうにもマズイと思えた。大丈夫なはずなんだが、何が起こるかはわからない。つまりは、この環境というのは運の要素に支配されているのだ。現実は時に手に負えない。

木曜日はとっても楽しかったな。近くのソフトボールの試合を見に行った(以下、楽しいソフトボールのレポート部分を割愛します)。

そして、思っていたよりも早く土曜日がやってきた。俺たちは、行ける。




第1回はここまでです。第2回はいよいよバトルスタート、スイスラウンドの部分を載せたいと思います。

コメント

nophoto
Rasmidi
2013年5月18日2:44

IMHO you’ve got the right asnewr!

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