1日空いてしまいましたが、第3回を載せたいと思います。

今回は、TOP128-TOP16の4ラウンドです。

以前の記事を読まれていないかたは、そちらから読まれることを推奨します。

Pooka’s 2009 Nationals Report [1](メタゲーム分析編)
http://akiramenai3tsui.diarynote.jp/200907150613289724/

Pooka’s 2009 Nationals Report [2](スイスラウンド編)
http://akiramenai3tsui.diarynote.jp/200907151516118222/

TOP128 VS 「ディアルガGパルキアG」(Kevin H.)

1ゲーム目
特に想定していたわけではないけど、ここにきてパルキアと当たったのは嬉しかった。「レントラーGLLv.X」は1エネで「パルキアG」を倒せるわけだし、逆に相手は「ドクロッグG(PROMO)」を使わない限り「レントラーGLLv.X」を1撃で倒せない。ゲームは、相手による「エムリット(DP5)」ロックからはじまるノーマルなスタートを切った。幸運なことに、俺は「エムリット(DP5)」がいてもデッキを回せる「ぺラップ(DP4-S)」を使っていた。相手の「アグノム(DP2)」でワザを重くさせられたが、「パルキアG」に対して「レントラーGL」が強すぎて、相手が出来ることはほとんどなかった。Kevinはこのゲームで何度かミスプレイをしていたが、俺の引きは何が起ころうとも勝てるくらい強かった。「ドクロッグG」が出てきても関係ないほどに、だ。

2ゲーム目
最初のゲームとはまったく逆の展開になってしまった。相手のスタートは信じられないほど早く、2ターン目にはこちらの「レントラーGL」を気絶させられ、「アグノム(DP2)」による妨害が始まるほどだった。3,4ターン目に「SPレーダー」を探すために「アカギの策略」を使ったとき、残りの「SPレーダー」がすべてサイドに落ちていることに気付いた(1枚は早い段階で使ってたんだけど、恥ずかしいことにデッキのチェックをしてなかったん)。それで、こっちは「ゴウカザル四」1匹、相手はエネのたくさんついた「パルキアG」1匹って場になってしまった。あーあ。

3ゲーム目
残り時間45分ってことでめっちゃいらいらしてた。またも、相手は早いターンに「パルキアGLv.X」、「アグノム(DP2)」ロック、「エムリット(DP5)」を決めてきた。俺は何からスタートしたかって?「ヤジロン(DP4)」さ。幸運だったのは、最初のターンに手札全部を使い切り、ワザ【サイコバランス】で6枚の新しい手札を引けたことだ。相手は序盤にリードしてきた―でも、相手の手札は1,2枚しかなかったし、数ターン後にはそれもなくなってしまったんだ。ひとたびパワーロックが解除されてしまうと「パルキアG」はPP【かがやくまなざし】の前に二度と姿を表すことはなくなってしまう。俺が「レントラーGLLv.X」で何かサイドを引いた時に時間になって、相手はサイドを取ることができなかった。仮に取れていたとしても、「ゴウカザル四Lv.X」が取り返していただろうが。Kevin、いい試合だった。会えてよかったよ。



TOP64 VS 「ディアルガGパルキアG」(Jake M.)

1ゲーム目
俺は友達のMartinからJakeについてはよく聞いてたけど、会うのは初めてだった。Jakeにとっては不幸だが、このマッチアップは考えられるなかで最悪だ。「パルキアG」も「ディアルガG」も「レントラーGL」を倒すのに一苦労するし、「ポケターン」まであるので全然サイドを取れない。「ぺラップ(DP4-S)」のおかげで早く場を作ることができるし、場が出来てしまえばこのデッキに対しては負けることがない。「レントラーGL」が1エネで「パルキアG」を1撃で倒し(しかも急に)、「ゴウカザル四」が「ディアルガG」を1撃で倒す。最初のゲームはあっというまに終わってしまった。

2ゲーム目
この試合もJakeにとっては悪いものだった。最初数ターン、相手はサポーターを使えず、サポーターを引いた時には既に手遅れだったのだ。「レントラーGL」と「ゴウカザル四」は「パルキアG」と「ディアルガG」に強すぎるのさ。「ゴウカザル四」が数匹の「ディアルガG」を掃除し、「レントラーGL」がベンチに隠れている「パルキアG」を脅かす。相手が「ドクロッグG(PROMO)」を入れていない限り、このゲームは不平等だ―俺に有利という意味で。最後に、Jake、会えてよかったぜ!またSan Diegoで。



とても長いポケモンな一日が終わり、なんとか2日目にいくことができた。俺は、次に当たるのは横の椅子で対戦していたJayson Harryだと思っていた。あいつは「パルキアG」に「ドクロッグG」と「アグノム(DP3)」を組み合わせたデッキを使ってるし、これはかなり難しいだろう。。。でもさ、簡単じゃないってだけだろ?Bianchiの部屋でFluxx(訳者注:という名前のカードゲームだと思われます)を数ゲームした後、俺は明日のために寝ることにした(少なくとも寝ようとした)。でも結局寝たのは夜中3時だったんだけどねw

翌8:45頃に会場に到着した。前日に新しいスリーブを買っていたにも関わらず、俺はデッキのスリーブを入れ替えさせられることになった。ああでも、スリーブは貰えるんだね!その後、対戦の組み合わせがシャッフルされていることに気付いた。誰と当たってもおかしくないね!さて誰と対戦するのかな・・・



TOP32 VS 「ディアルガGパルキアGドクロッグG」(Andy M.)

1ゲーム目
Andyとは初めて会ったが、とてもクールな野郎だった。場に「ディアルガG」が出たので、俺はちょっと安心した。普通にいけば対「ディアルガG」が俺にとって問題になることはない。。。そう「ゴウカザル四」がいるからだ。この試合は相手の「ディアルガG」が早くから攻撃してきたが、こちらも「ぺラップ(DP4-S)」のワザ【ものまね】を使っていく。結局、「ゴウカザル四」が「ディアルガG」を倒し、相手の場はふりだしに戻ってしまう。いつだって「レントラーGL」が相手の「パルキアG」に対して睨みを利かせているし、相手の「クロバットG」を「パワースプレー」すればワザ【パールブレス】では「ゴウカザル四Lv.X」は倒せないだろう。俺は早い段階で「ユクシーLv.X」を場に出せたし、相手は「レントラーGLLv.X」のために「パワースプレー」を持っていなければならないので、ゲーム中好きなだけPP【トレードオフ】を使うことができた。そのおかげで、俺は必要なカードをだいたいドローできた。俺のデッキが完璧に回れば、相手のデッキでは勝てないだろうし、実際にこのゲームではそうなったのさ。おそらく「ドクロッグG(PROMO)」か「超基本エネルギー」のどちらかがサイドに落ちていたんだろうな。そのせいで「レントラーGL」をどうすることもできなかったのさ。30分経過時点で、相手は残り時間を考えて投了した。

2ゲーム目
このゲームでAndyはよいスタートを切り、俺も悪くはなかった。だが不幸なのは、このゲームでは相手のサイドにエネルギーが大量にあったことだ―「パルキアG」のための水、「ドクロッグG」のための超も含めて、ね。それらのカードがなければ「ゴウカザル四」と「レントラーGL」はどうすることもできない。相手は何か1匹でも倒すために足掻くが、ゲームはすぐに手に負えないものになってしまう。たしか俺のターンに時間切れになり、どうしてもひっくり返らない状況になっていたと思う。Andy、すまない。上位卓での苦手なマッチアップ、悪いサイドっていうのは不幸だ。対戦出来てよかったよ。


TOP16 VS 「ディアルガGパルキアGレントラーGL」(Adam V.)

1ゲーム目
Adamと俺は昔からの知り合いで、このゲームはSt. Louisまで何度も繰り返してきた練習のようだった。このマッチアップは「アグノム(DP2)」のおかげでどうなるかわからなかったが、なんとかなるだろうと思っていた。このゲームにおいて相手には「パルキアG」くらいしか強いアタッカーはいないが、これも「レントラーGL」で簡単に倒せるからだ。不幸なことに、1ゲーム目は俺にとっては大変なものだった。「ぺラップ」でワザ【ものまね】しないとどうにもならない手札だったが、これは2ターン目に「クロバットG」と「レントラーGL」に倒されてしまう。しかしながら、俺はPP【かがやくまなざし】で「アグノム(DP2)」を呼び出し、この災厄を取り除くことができた。相手は早いスタートで序盤に優位に立っていたが、それに対してこちらは事故気味だったので、さっさと投了しようかとも思った。でも、ここにきて俺は立て直すことができた。相手のベンチは「アグノム(DP5)」、「エムリット」、「ユクシー」、「ネンドール」、「パルキアG」で、その番は「エムリット」ロックを受けていなかったのさ。これは逆転のチャンスだ。

相手のベンチは4匹の非戦闘要員と「パルキアG」で、バトル場には「レントラーGLLv.X」が出ていた。「レントラーGLLv.X」で1撃されるポケモンはこちらにはいないし、相手が「パルキアGLv.X」にレベルアップしてベンチを掃除しない限りはこちらの脅威になるものは出てこないってことになる。つまり「パルキアG」さえ倒せば、何も恐れることはないってことだろ、常識的に考えて。そして、相手には余分な「エムリット」を出すスペースも2匹以上のSPポケモンを出すスペースもないから、こちらはポケパワー使いたい放題になれる。手札には「アカギの策略」があったし、俺はすぐにでも「パルキアG」を倒すことができた。そして。。。実際にそうしたのさ。俺はPP【かがやくまなざし】で「パルキアG」を倒し、「レントラーGLLv.X」を「ポケターン」で再利用して、次のターン新しく出てきた「パルキアG」も倒した。俺の作戦が現実となったところで、Adamは2匹目の「レントラーGL」を出してきたが、これは俺にとってよい知らせだった。相手は何度かワザ【フラッシュインパクト】を使っていたのでベンチの「アグノム」と「エムリット」に30ダメージずつのっていたのだ。そこで俺は「ゴウカザル四」のワザ【ばくれつだん】で簡単にサイド2枚を取れる状態に持って行く。さらに次のターンには「クロバットG」とワザ【ほのおのうず】で「レントラーGLLv.X」を倒す。残りサイド3枚で、しかも2枚は簡単に取れる状況になったがわかったAdamは1ゲーム目を投了した。

2ゲーム目
またもや、俺のスタートはひどいものだった。俺の最初のポケモンは「ロコン(Pt1)」だったし―手札には4枚のエネルギーカードが見えていた―そして俺はワザ【やきなおし】でカードを引いた。。。が、それは理想的なスタートとはとても言えないだろう。一方で相手は事故とは程遠いような回りで、何枚かの「エムリット」が使われ、ベンチには「アグノム(DP2)」が鎮座していた。ゲーム全体を通して俺は必要なカードを引けなかった。相手が「パルキアG」に2枚目のエネルギーを付けた次の番、PP【いかくのおたけび】でそいつにベンチに下がってもらって、何かににげるコストを使わせようとした。ベンチの「レントラーGL」をワザ【ハイドロシュート】で狙われたら困るからな。そうしつつも、俺は「ぺラップ(DP4-S)」のワザ【ものまね】で「レントラーGLLv.X」を探しに行く。この時、ミスで「ドータクンG」を出す前にワザ【ものまね】を使ってしまったので俺は「レントラーGLLv.X」に加えて「エネジーゲイン」(もしくは「ドータクンG」)を引かなければ「パルキアG」を倒せなくなってしまった。残念なことに、俺は引きたいカードが引けず、絶望的な局面になってしまう。相手はバトル場を逃がして「レントラーGL」を出し、ターン終了、俺にできることはぼんやりと手札をカシャカシャすることくらいだった。もう1度PP【いかくのおたけび】を使ってみるが、これは「パワースプレー」されてしまい、次のターンの4枚目のサイドを取るワザ【ハイドロシュート】を避けることができなくなってしまった。相手のターン、「レントラーGL」がレベルアップ、にげる、「パルキアG」がレベルアップ、エネルギーがついてワザ【ハイドロシュート】が使われ、俺は投了した。

3ゲーム目
シャッフル中に時間切れとなってしまった。俺はジャッジに前のゲームは制限時間内に終わっているし、このゲームの先攻後攻の選択権は自分にあるか聞いたが、答えはNOだった。ありゃりゃ。先に言っておいてくれればもうちょっと早く投了したのに!しかたないので、俺はコインフリップで先攻を決めるように提案した。多分後攻が勝つゲームなんだよね。その後、初手を見て、俺の大会は終わってしまったと思った。俺の手札はこうだ:「ヤジロン」、「炎基本」、「雷基本」、「エナジーゲイン」、「ポケターン」、「ゴージャスボール」、「ハードマウンテン」―俺はコインに勝ち、先攻になったが、それは今は関係ないことに思えた。相手は「パルキアG」からスタートだった(「レントラーGL」じゃないだけマシ!)俺は「炎基本」をもう1枚引いて、「ヤジロン」につけて終了。相手は「SPエネルギー」を付けて、PP【サイコバインド】を使って終了。その「エムリット」のおかげで、「ネンドール」を立てるってのはナシになったし、何に「ゴージャスボール」を使うのかを決めなくては。俺のドローは、、、「キュウコン」、いいだろう!よーし、こうなったら「レントラーGL」で頑張っちゃうぞ。「ゴージャスボール」で呼んで、「雷基本」と「エネジーゲイン」を付けて、ワザ【かみつく】で60ダメージを与える。何もしてくれるなよ、ただターンを渡してくれれば俺の勝ちなんだ。

・・・しかし、相手は「ポケターン」を持っていた。相手は「エムリット」に「コール・エネルギー」を付け、2匹のポケモンを呼び出す。「レントラーGL」を呼ばれると次のターンで負けなんだろうけど、相手は「ユクシー」と「アグノム(DP2)」を出してきた。これで、俺が2枚エネルギーを持っていてもワザ【トラッシュボルト】で負けることはないってわけだろう。相手は長考の末、PB【ダウナーマテリアル】を働かせることを選んだのだ。次の俺のドローは「ゴウカザル四」で、これをベンチに出す。「アグノム(DP2)」のおかげで、俺は新たにエネルギーを付けるしかなく、ワザ【かみつく】で30ダメージを与える。相手はにげて「ユクシー」を出し、ワザ【サイコリストア】で20ダメージ。チャンスだぞ―「ハマナのリサーチ」か「アカギの策略」で勝ちさ!・・・俺のドロー!!

「夜のメンテナンス」・・・だと・・・。俺は相手が「ユクシーLv.X」になれるんじゃないかと思った―これは直観だ。俺が「レントラーGL」を放置すればワザ【しねんのやいば】で負けることになるだろう。しかしPB【ダウナーマテリアル】のおかげで、「ゴウカザル四」は攻撃できない。どうすりゃいいんだよ?俺はキレ気味で手札の不要なカードをシャカシャカした。。。「キュウコン」、「夜のメンテナンス」、「ハードマウンテン」。。。「ハードマウンテン」だと?!いけるじゃん!俺はそれを場に出し、「レントラーGL」から「ゴウカザル四」へエネルギーをうつし、「ポケターン」で「レントラーGL」を回収、エネルギーと「エネジーゲイン」を「ゴウカザル四」に付けて、ベンチに「レントラーGL」をベンチに出す(「ワープポイント」が恐いね)。ワザ【ばくれつだん】で、既に30ダメージ受けている「エムリット」の残りHPを20にした。相手が何か倒すか、「エムリット」をどこかへやるかしないと、ワザ【ばくれつだん】は避けようのない勝ち手段になる。相手は「プレミアボール」で「ユクシーLv.X」を引き(やっぱりあったよ!)、「レントラーGL」をバトル場に残しておかなくてよかったと思った。PP【トレードオフ】のあと、相手はしばらく手札を見つめ、なんとかする方法を考えた。そして。。。最後には次のターンの負けを避けられないことを認めた。俺の心臓は高鳴り、ここでこうして勝っていることに安心した。Adam、本当によいゲームだった。



このゲームのあと、Chuckがサドンデスの第1ターンで負けているのをしった。あいたた。彼が負けたことで、次はここまで無敗の相手と対戦することになる。この時点で、俺はいくらかの報奨金を貰えるので嬉しかったが、次のゲームが本当の賞品がもらえるかの山場だ。まだまだ冒険は続くぞ!




今回は以上になります。次回はいよいよ最終回、TOP8、TOP4、決勝の3ラウンドです。

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